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大腸がんの手術療法

大腸がんの治療は、大腸がんの部分を切除するのが一般的です。
●結腸の場合
大腸とリンパ節と血管を切除します。
腸管を20cmくらい切除して縫合します。
結腸は長いので、切除したとしても機能の面で支障きたす心配はいりません。
●直腸の場合
膀胱、子宮、卵巣、前立腺などの臓器や、排尿、排便機能や性機能などを担う自律神経がたくさんある部分です。
これら臓器や神経を傷つけてしまうと後遺症を引き起こしてしまうこともあるので、注意しなければなりません。
できるだけ、肛門を残して生活を維持できる方法が検討されます。
肛門をがんといっしょに切除した場合は、人工肛門が必要となります。
そのため、手術前後で生活する上で大きく変化する可能性があります。
自律神経温存術という方法であれば、がんとリンパ節を切除したとしても、自律神経を残すため、排尿機能を残すことができます。
また、肛門の近くの場合、以前は肛門も切除していました。
しかし、内括約筋切除術という方法では、肛門を締める筋肉の外肛門括約筋を残すため、手術後も肛門から排便することが可能になりました。
ただし、がんが進行した状態では、このように自律神経や筋肉を残すことが難しくなります。
そして、高齢者の場合は、肛門を残しても便失禁を起こしてしまう可能性もあるので、人工肛門の方が生活しやすいこともあります。

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